その勝負、ちょっと待った〜!!
 
クリス大佐が猛然とダッシュを始めたまさにその瞬間、彗星丸の屋根の
すぐ脇で、星姫さまたちの戦いに割って入る機会をうかがっていたうさぴ
ー少佐たちが、一斉に屋根に飛び上がって、すぐそばにいた星姫さま
前後左右に並びました。
 
「え・・・何??」
星姫さまは事態がのみこめず、あっけにとられてみんなを見回します。
 
 
「ア・・・アレ??ドウイウコト?」
  
いきなり視界に飛び込んできたうさぴー少佐たちの姿に、クリス大佐はほん
の一瞬、星姫さまの判別に迷いが生じました。
 
「クリス大佐!戦いは終わったんだぴょん!!」
 無線が通じない状態のクリス大佐に、うさぴー少佐は必死で呼びかけます。
 
「イッタイ、コレッテ何?何ガオコッタノ?・・・解析不能・・・解析不能・・・」
 
 
カシャン! ウウウウウウウン・・・・
 
事態を理解しようと電子頭脳をフル回転させたクリス大佐は、とうとう電力
が尽きてしまい、ダッシュを始めたそのままの勢いでうさぴー少佐たちが
並んでいる真っ只中に突っ込んでいきます!
 
   
だれにぶつかるかな?
 
星姫さま
うさぴー少佐
ユウ中佐
トリス大佐
はっつぁん
ぽぽりん
 
 
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