3階の丸い部屋の中央に、ピヨピヨ星人たちは佇んでいました。
塔の最上階は、内側からは壁が透き通って見えるようで、眼下には
まぶしい海原が広がっています。
「ここまでヨクゾ辿り着いたピヨ!サア、このスイカが叩けるピヨ?」
「こ、このスイカのモヨウは!?」
部屋の中央に、異様なモヨウの大きなスイカが浮かんでいます。
「むむう、これは地球のモヨウかの・・?こんな小細工で、ワシらが
スイカ割りを躊躇するとでも思うちょるんか!?」
「じゃあ、たたくパオ〜!」
いや〜んが、棒を大きく振りかぶります。
「まって!ひょっとしてピヨピヨ星人、何らかの技術で本当の地球
を投影してるのかもしれないワ。スイカが割れたトタン、本当の
地球もコッパミジンになるっていうワナだったら・・・」
「おお・・・ そんな事が可能ぢゃろうか?」
「わからないワ。でも潤子、すごくイヤな予感がしてタマラナイのよ」
「サア、どうするピヨ?」
いや〜ん隊長はドウスルかな?
ぽぽりんをたたく
潤子ちゃんを叩く
ピヨピヨ星人を叩く
スイカをたたく
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