やがて電車はオシロの一角に到着し、明るいところに屹立するロボに
次々と人々が乗り込んでいきました。
「あぁ、天使氏が気を着けた結果が乗ったロボかあ!」
ユウ中佐は、自分の目の前のロボが、天使氏が気を着けた結果が乗った
ロボであると気づきました。
「うん、ロボ自体はユウちゃんが気を着ける、乗ってる人は天使氏が守る、
という仕組みにより成り立つロボだぴょん。ようやくたどり着いた、ボクらの
成果だぴょん♪」
「外の方は肩にも乗れるんだね。」
周囲を見ながら、ユウ中佐が言います。
「もちろんだぴょん!天使氏が守る耳飾りの位置、だぴょん。
耳飾りにはユウちゃんも気づいているぴょん。」
ユウ中佐は、キルラ氏の「一つの所にに集まるのはなぜですか」という問いを
思い出して、うさぴー少佐に尋ねてみました。
「場所がいっぱいあるのはもちろんOKだけど、星の世界へ旅立つのは1年に
1場所のペースだから、全員同時に旅立つには集まるしかないんだぴょん。
と、ボクは思うぴょん。」
「わたしは、ぜんぶ持って乗る〜、みたいなルールだからだと思ってたよ、、」
「ユウちゃんにとっては、乗りたいと仰る方々全員を運べるかが成否の分かれ目、
という認識で正しいんだぴょん。来年はアンの上のテナロボを仕上げるから、
まだまだ気を抜いちゃだめだぴょん。」
ふたりは、天使氏が気を着けた結果が乗ったロボを見ながら話しあいます。
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