姫様!クリス大佐殿!次のテーマは銀翼突撃章でござる。」
 
「銀翼・・・突撃章!了解、わかったわ。」
伊19号が伝える次のポーズのテーマに、星姫様はすぐに具体
的なポーズが思い浮かんだ様子です。
 
「21世紀ごろの架空戦記に登場する、主人公が受賞した勲章
ね。確か、原作版コミックス版アニメ版で形が全然違った
と思うけど、、」
クリス大佐のつぶやきに、星姫様は嬉しげに答えます。
 
「わあ、詳しいね!あの架空戦記は、1000年を経た宇宙都市
蓬莱でも、古典として大人気なんだよ。じゃあ、ビジュアル的に
完成された、アニメ版のポーズでいきましょう。」
 
星姫様が大きく両腕を伸ばし、翼を広げた鳥のポーズをとると、
クリス大佐は後ろで両腕を水平に上げ、十字のポーズをとり
ました。
 
「了解、さしずめ私はメアリー役ね。」
 
 
ズビュビュビュゥゥmmm・・・・
 
OK、息の合った、よい銀翼突撃章でござる!全身を使ったポー
ズで、17%とかなり高い制動率が出たでござるよ!!」
 
「あの作品は、主人公がもうちょっとコミックス寄りの美少女だった
ら、もっとずっとヒットしたと思うけどなあ、、」
 
「姫様、主人公の性格や戦乱続く世界観から、アニメ版のデザイ
ンが至高の到達点じゃないかな。」
 
次のフレームに向かう間、かの架空戦記について、二人は熱く語
り合いました。
 
 
 
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