「やあやあ、そこのお客さん。超つよい武器はいりませんか?」
飛行船によじ登ったアリスとうさぴーは、船内通路の露店で何かを売っている商人に
呼び止められました。
「?・・・あのヴィルヘルミナ・カルメルさんのような声はどなただぴょん?」
「ヴィルヘル・・・??うさぴー、何言ってんの?」
「わたしはコッコ・辺熊手、武器商人です。旅人よ、武器をお買いなさい。」
露店の台の上には、武器らしきものが並んでいます。
「FNCかぁ、、アサルトライフルは確かに強力な武器だぴょん!」
「フフ〜フ♪ふんこちゃんは友達だから、売るわけにはいかないわ。」
「え〜、じゃあこっちの沢庵は?ていうか、沢庵って武器なの?」
アリスは首をひねりましたが、うさぴーはすぐにピンときたようです。
「ムギちゃんの眉毛だぴょん!なるほど、コトブキだぴょん。」
「正解!じゃあ、沢庵はサービスしちゃいましょう。」
アリスとうさぴーは、沢庵を1きれずつ貰って奥歯でコリコリかじりながら、残りの
ペンについて考えます。
「・・・・ペンは剣よりも強し、みたいな?」
「またまた大正解!確かに古いことわざだけど、武器としてのペンの力は現代でも
世界最強だと私は信じるわ。でなきゃ・・・・」
「フィクション話の登場人物なんかやってらんない!」
アリス、うさぴー、コッコ氏の三人はハモるように言って大笑いしました。
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