うを・・・ほ、本当にまぶしいかたぢゃの!!」
 
執務室に入ったぽぽりんがアミダポリス市長のあまりのまぶしさに目を覆ってうずく
まっているうちに、キャロル・キャットさんとセーラ・キャットさんはスッと市長の両脇に
立ってポーズを決めました。
 
市長の執務室へようこそ!キャロルとセーラ、フォーメーションAでお出迎えです♪」
 
キャロル・キャットさんとセーラ・キャットさんがにこやかに手を挙げると、アミダポリス
市長は穏やかな声でぽぽりんに話しかけてきました。
 
「ようこそ、ぽぽりんさん^^。ボクが、アミダポリス市長です^^。」
 
 
 
「はじめまして市長さん・・・ていうか、その声は!・・りょう中佐!?うをッ!!
 
ぽぽりんは、聞き覚えのある声におどろいて市長を直視してしまい、目を傷めて
床を転げ回ります。
 
「りょう中佐は、ボクの分身のひとりだよ^^。本人も知らないから、りょう中佐にも
夕凪中佐にもないしょ だよ^^。」
 
「市長は時空間を超越したかた、どの時間にも、どこにでも、何人でも出現できる
時空間技術の粋を集めた人工知性体なんです。市長万歳!
 
キャロル・キャットさんが、誇らしげに市長を紹介します。
 
「そうぢゃ、ワシは・・・ ワシは元の時空間に、あの木星軌道の戦場に残して来
たなかまのところに帰るため、銀色の物体の力が必要なんぢゃ!市長、ワシに
銀色の物体を見せてくださらんか?」
 
「う〜〜〜ん、、 OK!^^。」
 
アミダポリス市長は、右手でOKサインを作ってにっこり微笑みました。
 
 
 
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