「こちら電探室だぴょん!」
まもなく、うさっぴ少佐の緊張した声が艦内放送のスピーカーから聞こえて
きました。
「謎の飛行物体群の形状・飛行コースを分析した結果、90%以上の確率
でこれらは巡航ミサイルと思われるぴょん!!」
「巡航ミサイル!!」
猫ミミ艦長をはじめ、羅針艦橋にいる全員の顔がサッと緊張で青ざめます。
「艦長、迎撃しましょう。」
けん航海長のことばに、猫ミミ艦長がうなずきながら艦内放送用のマイクを
手にしたとき・・・・・
「艦長!飛行物体から通信が送られてきましたぴょん!!」
電探室からのうさっぴ少佐の連絡に、ほがらかな声が続きます。
『ハロー、ハロー♪空母国のみなさん。こちらはロボット連邦ロケット族の団
体旅行です。』
「団体旅行?!」
意外なことばに驚いて、羅針艦橋の一同は顔を見合わせました。
『入国目的はサイトシーイングです♪お弁当のロケット燃料は持ってますが
危険物は持ってませ〜ん、入国手続きをお願いしま〜す♪♪』
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