マカぴょんと一緒に砂漠の道を歩いて、一行が再びタクラマカン市街に辿り
着く頃には、もうすっかり日が暮れてあたりは真っ暗になっていました。
 
「今日は私のアパートに泊まって、明日の朝出発するといいプラ♪」
 
「そうか。すまんのう。」
 
一行はプラムの案内で、たくさん並んだ建物のひとつに入って行きました。
 
 
「落ち着いた雰囲気の、すてきなおへやね。」
 
おおお・・・ これは!!
 
プラムの部屋の壁には、大きな地図が貼ってあります。
 
「これは、タクラマカン市を中心に描かれた、この世界の地図だプラ。」
 
「あ!このはボクだね♪わあ〜、、こういう形だったんだ〜♪」
タクラマカン市の中心に描かれた湖に気づいて、マカぴょんが嬉しそうに
言います。
 
「タクラマカン市からまっすぐに進むと、瑞角大王・翔角大王の空母兄弟
が治めてる空母王国、その先はロボット大帝のロボット帝国がはるか
彼方まで続いてると言われているプラ。そして、はるかはるか、この砂
漠世界の果てには・・・・」
 
第三回廊があるのね。ドラゴン旅客機に乗れば、早朝出発すると、
なんとか日付が変わるまでには着けるんじゃないかしら。」
 
夜更けまで、四人は地図の前でにぎやかに語り合いました。
 
 
 
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