うさぴー少佐ユウ中佐はっつぁんの3人は、和平の見通しがついた事を
星姫さまたちに知らせに行くため、大急ぎで突撃艇格納庫に向かいました。
 
「ユウちゃん、突撃艇を操縦できるぴょん?」
  
「まかせといてよ♪さあ、うさぴー少佐もはっつぁんも、早く乗って!」
 
トリス大佐たちと同じ複座の突撃艇に飛び乗った3人は、格納庫のハッチが
開くと同時に勢いよく宇宙空間に飛び出していきます。
 
 
彗星丸は、かなりのスピードで近づいて来てるから、たぶんアッという間に
遭遇しそうだね、、急な旋回や機動をするかもしれないから、ふたりとも、
落っこちないように気をつけてね、、」
 
「ボクのスーツは、どんな乗り物でも磁力でぴったりくっつくようになってるから
大丈夫だぴょん。」
 
「あっしは、キャタピラーでシートをがっちりとはさんでおりやす♪」
 
はっつぁんは、背中のケースをガチャガチャと揺らしながら言います。
 
「そのケースは一体何だぴょん?モリス大佐に渡されたみたいだぴょん・・・」
 
うさぴー少佐が怪訝そうにたずねると、はっつぁんが後ろのシートから無線で
答えました。
 
 「そうそう、緑の髪のかたが心配して、クリス型アンドロイドの標準装備を3人分
持たせてくださったんでやす。強化繊維のカツラ型ヘルメット光子エネルギー
サーベル小型ロケットモータータキオン粒子ピストルも入ってるとおっしゃっ
ておりやした。ですがだんな、サーベルやピストルは、使わずにすむとあっしはうれ
しいでやす。」
 
 
 
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