うさぴー少佐たちを宇宙戦艦チョモランマに送り届けたあと、トリス大佐と
ぽぽりんは、どうやって星姫さまとクリス大佐の戦いを収めたらいいのか
思案しながら、彗星丸のまわりをぐるぐると旋回していました。
「むうう・・できれば双方ともけがのないように、安全に収めたいものぢゃ」
「クリス大佐の燃料も、星姫さまの体力も、そろそろ限界のはずよ。急が
ないと!!」
そのとき、ユウ中佐の操縦する突撃艇がぽぽりんたちを追い越すように
して視界に現れました!
「おおお!うさぴー少佐たち、無事ぢゃったようぢゃの。」
「ぽぽりん、後部座席のはっつぁんていうかたが、ついてくるように無線で
呼びかけてるわ!」
「うん、うさぴー少佐も扇で合図しちょる。何かいいアイデアがあるようぢゃ
の!トリス大佐、了解ぢゃ。ワシらもいっしょに行ってみよう♪」
トリス大佐はアクセラレーターを使って一気に加速すると、ユウ中佐たちの
突撃艇の後方にぴったりとつけて、いっしょに進み始めました。
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