「まあ、あれは何かしら!!」
 
地下のエネルギープラントにやってきた星姫一行は、
重力バリアと宇宙都市の外殻を突き抜け、プラントの
一角にめり込んでもがいているピヨリーナちゃんたちを
発見して仰天しました。
 
「星姫様、彼らはわが蓬莱市のからくり兵士ではない
ようでござる。すわ曲者!?皆の者、であえであえ!
 
「伊号のだんな、プラントが大被害でやす!はやくエネ
ルギー漏れをなおさねえと・・・」
 
伊19号とはっつぁんは、内蔵の無線機を使って大急
ぎで呂号ロボット衆を呼び集めているようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
「たすけてピヨ〜!!動けないピヨ〜!」
 
もがきながら、苦しそうな声をあげるピヨリーナちゃん
に気づいた星姫は、すぐに伊19号に指示します。
 
「伊19号、まずは救助が先決です。」
 
がってん承知でござる!!
 
呂号警備ロボットたちによって、まもなくプラントから
掘り出されたピヨリーナちゃん、ユウ中佐、うさぴー
少佐は、ほっとしてお互いの顔を見まわしました。
 
 
 
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