押し合うピヨリーナちゃんとL−25号は、その青い惑星の映像
吸い込まれるように突入していきます。
 
「ピヨ〜、まぶしいピヨ!」
 
そこは、光が幾重にも折り重なったようにきらきらと眩しい場所で、
ときおり光線の加減で、意味のある形が浮かんでは消えていきます。
 
 
「うさぴー少佐!!」
 
「そうだぴょん・・・まさしく歴史の奔流だぴょん!」
 
「情報量が多すぎて、回路がパンクしそうだピヨ」
 
地球とピヨピヨ星の2機の巨大ロボットは、なおも加速を
続けながら、色と形の奔流の中を突き進んでいきます。
 
 
 
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