やがて目の前の光景は、人類の出現より前の時代に
変わり、大きな恐竜たちの姿が浮かんできました。
 
「え、、人類の歴史を、あっという間に通り過ぎちゃった!」
 
びっくりするユウ中佐に、計器を見つめながらうさぴー
少佐が答えます。
 
「速度計がふりきれて、もうどのくらいのスピードなのか
わからないぴょん」
 
「なんて大きな、かっこいい生き物だピヨ〜!!」
 
ピヨリーナちゃんはピヨピヨ星で建造されたロボットだけれども、
地球の歴史を駆け抜ける体験に、機械の胸が高鳴るのを感じて
いました。
 
 
 
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