どのくらい加速し続けたのでしょうか・・・
 
「わあ〜!」
 
ユウ中佐とうさぴー少佐は、L−25号のコクピットから見える
進行方向の星空の様子が変化し始めたのに気づいて、思わず
声をあげました。
 
「まわりの星が、まるく集まっていくみたい!これって一体、、」
 
スターボウだぴょん!!こんなスピードに達したのは、地球で
ボクらがさいしょかもしれないぴょん。」
 
 
やがて、進行方向に見覚えのある青い惑星が、ぼんやりと
すがたをあらわしてきました。
 
「この星は・・・もしかして地球?ずいぶん遠くまできたはず
なのに、どうして地球がこんなばしょに??」
 
「・・ぼくにもハッキリとはわからないけど、ひょっとすると・・・
むかし地球が反射した太陽光線に、L−25号が追いつき
そうなのかもしれないぴょん!!」
 
不思議な地球の像は、まぼろしのように宇宙空間に浮かんで
います。
 
 
 
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