「うおお!ワシら、どうしたらええんぢゃ!?」
やどらんと諸尾博士とのやり取りは、イヤポポリスのあちこちにある屋外モニターと
突撃砲の車外拡声器を通して、ぽぽりんと潤子ちゃんにも伝わってきています。
「やどらんはトモダチぢゃし、ヤツの言う10億年の生命にもワシはモノスゴクこころを
揺さぶられる・・・!
ぢゃけど、シカシ・・・!!」
「諸尾博士の言うように、今のイノチの方が良い面だってあるわ!ぽぽりん、私たち
どっちに加勢したらいいの?」
「・・・ワ、わからん! ワシにはわからんのぢゃ、潤子ちゃん!」
突撃砲の砲手席で、みぃなさんは覚悟を決めていました。
「やどらんサンが、最初から闘うつもりで私を病院から逃がしてくれたと言うのニャら、
私は全力で戦って応えてあげるしか道はないんだニャ・・・タブン。
ワタシは、博士にもらったこのカラダを守らなくちゃいけないのニャ!!
ネコ美、妹たち、キモチわるくてもチョットがまんするのにゃ〜!」
突撃砲が再び接着剤充填弾を発射し始めると、街のあちこちからエンジェルの触手、
蔓のような末端が伸びてきて、突撃砲をエンジェルの一部に取り込もうとします。
そのたび、操縦手のにゃにゃ子さんが巧みに車体を操って合体を逃れ、闘いは一進
一退の状況です。
ぽぽりんと潤子ちゃんは、どっちに加勢する?
諸尾博士と突撃砲に加勢する
やどらんとエンジェルに加勢する
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