やがて、窓から宇宙の星々が見え始め・・・・・・
飛行船自体が、なんだか幻のようにうっすらしてきます。
「うさぴー!これはいったい・・・・!?」
アリスとうさぴーは、びっくりして辺りを見回します。
「あ、アリス!・・・大佐殿!!」
「え?あれ??」
いつの間にか、二人は元の姿に戻っていました。
「もどったぴょん!元の姿に戻ったという事は、きっともう元の世界だぴょん♪」
「フフ〜フ♪おめでとう、お二人さん。」
どうやら、緑の魔術師氏が作った道で、元の世界にもどれたようです。
「地球艦隊や彗星丸を探さなきゃいけないけど、ひとまずホッとしたわ。」
うさぴー少佐は、飛行船とともにどんどんうっすらしていくコッコ氏に言います。
「コッコ氏も、ありがとうございますぴょん。これから、どうなさるおつもりぴょん?」
「ん〜、私もヨナ隊員たちの所へ戻ります。いつか、どこかでまたお目にかかりましょう♪」
そう言いながら手を振って、コッコ氏はまた微笑しました。
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