潤子ちゃんたちの傷も完全に癒え、再びブラウサ号で旅立つ日が
やってきました。
 
「火星基地は、惜しいけど放棄するそうぢゃ。30世紀の科学力を
もってしても、はなぴょんに勝てんけえしょうがないのう・・・
あの変なチューリップは、あのまま火星にはえ続けちょる。
 
それにしても、ワシらの旅は現実ぢゃったのか?ゼンブはなぴょ
んに見せられたマボロシではなかったんかのう・・・」
 
「ううん、ぽぽりん。潤子たちは、はなぴょんといっしょに時間をこえ
自分の命が発生した瞬間まで行ったのよ!その証拠に、ホラ!」
 
「おお!星のはなぴょんぢゃ・・・心眼のみで認識可能なはな
ぴょんが手を振ってバイバイしちょるのがハッキリ見える!」
 
「そう、キット信じていいのよ、ぽぽりん。命は、この世に存在する
こと自体、モノスゴイことなんだわ。あの時のシアワセな感じ、
潤子は生涯忘れないよ!」
 
潤子ちゃんとぽぽりんの、変なたびは続きます。
 
 
 
 
 
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