「ピ、ピヨピヨ!?」
 
そのまま、いきおいよく画面のような雲の中に突入したピヨリーナ
ちゃんは、急に視界全体がまばゆいばかりの輝きにつつまれて、
びっくりしました。
 
「い・・・いったい、どうなっちゃったんだピヨ・・!!」
 
 
「わあ、、ここは、新しい物語への回廊〜、みたいな感じ?」
 
ピヨリーナちゃんを心配して、ユウ中佐たちもL−25号で目の
くらむようなまぶしい回廊に突入していきます。
 
「おお、きっとそうぢゃ!物語世界は、人の心のエネルギー
生まれると思う。ここは、現実世界と物語世界が接触して、
エネルギーが光として放射されちょる場所にちがいなかろう。」
 
「ぽぽりんの推察が正しければ、このまま進むとピヨリーナ
ちゃんの、新しい物語の世界に出られるはずだね。どうする?
ボクは行ってみたいよ!こんなにすごい輝きだもの・・・
どうしても、ひとめ見てみたい!!」
 
やどぴーの声に、ユウ中佐もうさぴー少佐も、ぽぽりんも大きく
うなずいて、L−25号の進行方向を見つめます。
 
ピヨリーナちゃんとL−25号は、少しスピードを上げながら
眩しい回廊をどんどん進んでいきました。
 
 
 
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